ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

ちゃんと食べること No.382

夫が久々に帰ってきたので(ただいま実家と二拠点中)料理を真面目にやってみた。

 

かぶのシチューに、蓮根のきんぴら。

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このほかトンカツ、大根と白菜のサラダ、(おいしいハムは皿に盛っただけ)

ずぼら一品料理が続いて、炭水化物過多で痩せはしないし、栄養不足にとなっていたのでやはり人のために料理するって自分のためにもプラスかも。

 

先日取材に行ったとあるお店。

28年も続く自然食レストラン。もちろん無農薬とかにもこだわっていらっしゃるけど、何よりも作ることが好きな店主で、色んな料理が浮かんでくるそう。自然食の物足りなさはなく、ほんとにほんとにおいしくて感動した。

作った人の心が伝わってる味というか…

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やっぱり食べることは大事。ちゃんと料理しよう。(時々ずぼら飯含む)

 

断捨離始めて一年以上、減っているはずだけど。 No.381

1月の目標のひとつ、リレーセンターに自宅を断捨離したものを持って行った。

昨日の義姉宅の業者の仕事っぷりを見ているのでヤル気は満々だった。夫の古いスーツ類は近くの図書館で古着の収集をしているのでそこに持って行って、残りの不要品は地区のゴミ処理施設へ直接、車で持ち込んだ。といっても今回は準備不足でたいした量ではなかった。重いものは無くて処理代440円。それでも達成感はある。

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もう断捨離始めて、一年以上。なかなか終わらないけど、捨てた分はまちがいなく減っているのだろう。置き場に困ることがなくなった気がする。自宅の断捨離は順調に進んでいる。

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今日はメルカリで新品のブランドもののグラスも売れた。メルカリはじめておおよそ100点ほど売りまくったが、いい加減飽きてきた。新品はさすがに捨てる気にはならないけどいつか売るもの無くなったらやめようと思う。

 

そしてもうひとつの大敵、義実家は物の多さがわたしを襲ってくる。きれいなゴミ屋敷・・夫が言った言葉が的を得ている。(ごめんね、お義母さん)、捨てても捨ててもあふれ出て来るのだ。今年中になんとか箪笥を処分できるくらいまでに持っていくのが目標。そして新しい暮らしをそこで始めたい、いやそんなに始めたくはないが、近い将来そういう流れになると思う。

 

それなら少しはわたしらしくしたいと思ってもいいよね。次女にあたる義姉が「額とか、造花とか茶碗とか自分らしくないものは遠慮せずに処分した方がいいよ。いつまで経っても自分の家にならないよ。」と言ってくれた。。ありがたい言葉だが義母の想いが重すぎて、自分のものを捨てるようには進まない。ましてや業者の頼む気にはならないのだ。

 

義母からは「全部大事なものだから、メモひとつ捨てないで」と言われたけど、そういう訳にはいかない。(ごめんね、お義母さん)どういうつもりでそんな言葉が出るのか、子どもたちのことを思えば少しでも減らしておこうとするのが親心のような気がすするけど、と愚痴は止まらない。(ごめんね、お義母さん)

 

今年いっぱいになんとかしたい。これだけやって減っているはずなのに、まだまだすっきりしない。

 

 

 

 

義姉宅の家じまい No.380

亡くなった義姉の家じまいに福岡へ。

 

突然降りかかってきた義姉の葬儀からの遺産整理。今日でひと月。現在2時間の遠距離で離れ離れになっている夫とふたりで何回か待ち合わせやりとげた。

 

と言っても今日は大事なものだけは避けて、あとは業者さんに丸投げ。おかげで2DKのアパートはみるみる片付いた。

 

大小2台のトラックに積み上げられた荷物はそれぞれに分別され見事な仕事っぷりだった。そのまま処理場に運ぶらしい。昨年買っていたTVや洗濯機はリサイクルかな?製造年月をチェックされていた。

 

義実家の断捨離は私たちでやっているので、なかなか片付かないけど、プロの仕事はすごいなぁーと感心するばかりだった。最後は磨き掃除までしてくれた。若手のお兄さん4名、9時から12時ジャストに終了!

金額は参考までに書くと24万円。安いと思ったけどどうかな。

 

立ち会い無くてもやってくれるそう。大事そうなものはダンボールで一括で送って、判断してもらうそうだ。大変なお仕事だ。「立ち会いしないなんて」とか、「業者に頼むなんて」とか冷たいように思う人もいるかもだけど、そうせざるを得ない人もいる。淡々とこなしていくしかないと思う。故人を偲ぶことと、やらなければならないことは別ものなのだ。

 

鍵を返せば終わる賃貸で助かったというのが本音だった。持ち家だったら多分もっと大変だ。

 

トラックに積まれた荷物には義姉の気配はなく、ただの中古の『物』という感じがした。そんな自分がちょっと薄情にも思えたし、自分の時も多分そんな風に思われるのかと思ったらちょっと切なくもなった。

 

業者さんが片付ける間に電気、ガス、水道、郵便を停止の連絡。住所さえ言えばすべて電話で出来て助かった。

 

今回の業者さん、爽やか好青年で感じもよかった。近くのおいしいと評判の唐揚げを大量に差し入れたらすごく喜んでくれた。

ケアマネの紹介の業者だったが、気持ちよく締めくくれてほんとよかった。エンディングノート講座の先生がボッタクリ業者には要注意と言われていたけど、今回の業者は優良だった。やっぱり信頼出来る人の紹介っていうのが一番かな。

 

最後に博多区の住宅供給公社に日割り分の支払いと鍵を返却してやっと義姉のことは一段落した。(ここは正直めんど〜と思った。)

 

このアパートは遠くに山々が連なりが見え、眺めが良い上、銀行、スーパー、病院、飲食店、目の前が博多行きバス停と超便利な立地だった。歳取ったら、こんな場所でコンパクトに住むのが楽かもと空っぽになったアパートを眺めていた。

 

後は香典返しとお世話になった方への御礼へ行くだけ。

義姉も天から感謝してくれてるに違いない。

 

ホッとしたのも束の間、義母の施設から電話が…転んで打撲したらしい。あれれ。たいしたことは無さそうだったが

『明日は病院行きや』と夫は魚がおいしい店の750円昼定食を急いでかっこみ、1時間かかる施設へ戻って行った。

 

なにかと毎日忙しい。

 

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お金の使い方が変わる!家計管理 No.379

最近ハマっているのが家計管理。これはいつも言ってる信頼大のyoutubeの影響にほかならない。

それまでは何十年も家計簿なんてつけてなかったし、つけても空しくなるだけと、積極的にお金に注目することはなかった。

 

そこそこお金が入った時も足りない、足りないと嘆いていた気がする。そして無いと言いながら無駄遣いばかりしていた。多分どこまでいっても不安感しかなかった。

 

それがここ2年ほど家計簿アプリでザッつけてみると、一目瞭然、無駄やお金に甘いところが赤裸々な数字となって表れた。とにかく何もかも書き出す。レコーディングダイエットみたいなものだ。まず現実と向き合う!(だいたいここでうなだれるが我慢!)

 

そして気を取り直して行ったこと

●固定費削減(スマホ、保険、サブスク、クレジットカードなど解約、見直し)これがとりあえず早い

インデックス投資 つみたてNISA 開始(3年目)まさかの個別株も始めた!

●収入以上のお金は使わない。(カードでたくさん買って貯金を崩してたのがそれまでのわたしです。)7、8割は生活費、最低2割は貯蓄や投資に回す。

●見栄を張らない。人と張り合っても何の意味もない。わたしの周りにはそんなギラついた人が居ないので安心。というか家計管理していると闇雲な物欲が減ってくる。

●家計管理をちゃんとやる。入出金の管理をやっていると、ちゃんと数字は応えてくれる。

好きなことと(趣味や旅行に使うお金)や大事なこと(家族や友人へのプレゼント)などにメリハリをつけて使えるようになった。

数字の見える化は大事。これまでどれだけ不必要で無駄なものに散在してきたか・・・

出来ることなら生まれ変わってやり直したい。

 

夫はお金の使い方は派手ではないのに、管理をしていたわたしがズボラすぎてひどい家計になっていた。ほんとごめんねと謝りたい。それなのに何も問い詰められたこともなく、なんといい夫だろうと今更ながら思う。よっぽど怖いのか。車もガジェット類も小遣いや臨時収入を貯めて買ってたなぁ(笑)

60を超えた今からではかなり遅いかもだけど、人としてちゃんとやれてる達成感をしみじみ味わっている。

年始だし、一年の年間予算なるものを立ててみた。

 

一年後が楽しみ。

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以前だったらそこそこ適当な値段のものを探して買っていたけど、迷わず即買いしたパナソニックナノケドライヤー38000円

 

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欲しいとのはちゃんと買う。その分、不必要な物は買わない。

お金の使い方の小さな変化…かな。

 

義母と娘の見えない糸  No.378

義母98歳の冬、長女が突然亡くなった。夫の姉のことだ。

わたしは、昨年、公民館のエンディングノートの講座を受けて、漠然としていた老後への不安があからさまになってきているところだった。「かぁちゃんが長生きすると俺の方が早く逝くこともあるから、そうなると色々大変ばい。」そんな話をしたばかりだった。

そして「ほら、やっぱりこんなこともあるやろ。」と義姉が亡くなったことを淡々と伝えてきた。悲しむ前に、今度は自分の母にそのことをどうやって伝えるべきか、不器用な夫はとても悩んでいた。

義姉は料理が上手で明るかったが、わたしから見たら少々わがままでこどもっぽい印象の人だった。手がかからない夫や次女は小うるさい義母とは距離を置いていたが、自分の感情をぶつけてくる長女とは気が合うのか、合わないのか、ケンカばかりしながらくっついていた。手がかかるほどかわいい、嫁のわたしから見てもそんな親子関係だった。

「体が大きくてサイズが会う服がないからねぇ。」と洋裁の得意な義母がよく手作りで、普段着を作ってあげていたのを思い出す。親子の距離が近かった分、娘が先に突然亡くなったことを聞いた反応が怖かったが、事実を伝えないわけにはいかなかった。

普段から静かな夫は、更に淡々と「〇〇子のことで話があるんやけど・・」と言ったら、目を見開いて「死んだ?」と聞いてきたそうだ。悲しい表情を浮かべるでもなく「ホッとした・・・」と安堵の溜息をもらしたらしい。

持病もあり、福岡の市営団地でひとりで暮らす娘のことを以前から案じていたのだろう。最近、知り合いに「あの子を残して死ぬのが心残りよ。」とも言っていたそうだ。

義姉が亡くなる日の前日の夕方、不思議なことが起こった。

その日は日曜日、義母のいる施設で働いている夫から電話があった。「なんか苦しみよるけん、〇〇先生の携帯教えて!」と言ってきた。同級生の〇〇先生は休みの日でも電話いいよ。」と言ってくれていて、おかげで義母の一時的は発作は半日で治まったが今までにない苦しみ方だったらしい。「発作の時間と〇〇子が亡くなった時間が一緒やろ、やっぱりあのふたりは繋がっとたんばい。ぜったいそうばい。」と言った。

リアル思考の夫がずっと目に見えない糸のことをつぶやいていた。そんなことがあるのかだろうか。義姉がもし最期にひとつだけ願う時間があったなら、それは義母の愛情にちがいない、というのはわたしも否定できない。

きっと母と子、見えない糸は確実に存在するのだろう。

「わたしが苦しんだ時、〇〇子は亡くなったのよね。」時間の感覚も間違ってはいなかった。

義母はあまり笑ったり、泣いたりしないが、子を先に失くした98歳の心はどこをさまよっているのかと思うと切なさがこみ上げてくる。

 

葬儀から数日後、義母の箪笥から義姉の服の型紙が大量に出てきた。型紙と残された大量の義姉の服、どっちも処分するのは嫁のわたしだ。

しんみりしている暇はどこにもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

家計管理向上のための毎朝LIVE No.377

4年前からほぼ毎日見ているリベラルアーツ大学の両学長のyoutube。ここ数ヶ月は毎朝、毎朝、家計管理についてのLIVEが流れている。視聴者のマネーリテラシーを上げるべく、基礎の基礎を声をからして叫び続けていらっしゃる。ほんとにすごい信念と熱量だと思う。

 

朝から一万人以上の人が聞いているyoutubeってなかなかないんじゃないかな。

しかも段々視聴者の質問の内容が肥えてきているのがわかる。

内容は脳が疲労しないように余分なクレジットカードの解約、口座はネット銀行のみ、メールはGメールのみ、積み立て保険は解約する(理由は聴いてみて!)、楽天証券楽天カードの連携、マネーフォワードの連携、クイックペイの設定、現金は使わないなど少々過激だけど、多分これをやっていけば脳のリソースに余裕が出ると言われている。 余計なものが多いと疲れてしまって家計管理が出来ず、小金持ち山には登れないらしい。

 

素直なわたしはほぼやってのけた。ただ昭和に育ったためかネット口座のみは精神上、無理。しかも管理している通帳が5冊もあって複雑すぎて見るのも嫌になっていた。それぞれに色んなものが引き落とされてたり、振り込まれたりでストレスになっていたのだ。

やっと重い腰を上げ、通帳を減らし管理しやすくするため振替の変更手続きをせっせと行った。税金の変更届を取り寄せ、ネットからできるものはネットで完結させた。(まだ途中のものや個人にお願いするものもあったり…)

契約は簡単、変更、解約は本当に面倒だ。60年生きてきて、お金に関しては適当にやってきた垢のようなものが詰まっている気がした。

 

 ちゃんとひとつにまとめておけばよかった。でもこれだけやっただけでもとっても気持ちが楽になった。今年はもっともっと身軽にしていくことが目標。

 

先日講演会で聞いたキムソンヨンさんの言葉、、、「膨大な仕事もやってさえいればいつか終わる。」  たしかに。

 

気になることは即やりはじめよう。

新年だけの気合いに終わらないように(笑)⇒ありがち

突然の喪失、エンディングノートの重要性  No.376

昨年、公民館のエンディングノートの講座を受けて、漠然としていた不安があからさまになった。

老後のこと、子どもがいない夫婦の相続のこと、あのド古い義実家じまいのことなど、5回に渡って講師があれこれ例を出して教えてくれた。

そしてこれまでのモヤモヤを解消するために来年はちょっと動いてみよう、と思っていた矢先のことだった。

 

年末に義姉が突然亡くなった。わたしとは10歳以上離れていて、あまり行き来もなかったが、訳あって夫が事実上の喪主となり、すべての手続きをすることになった。夫がやるということは私ももれなく連れ出されるということだ。葬儀や手続きのアレコレなど、よく悲しむ暇なんかないよと言われるがまさに今、渦中にいる。

 

もちろんエンディングノートなどなく、家の遺産品整理からクレジットカードの解約、生協の受け取り、解約、郵便局の手続き、葬儀費用のアレコレなど慣れないことばかりでまじ疲労困憊している。

夫は色んな業者との立ち合い、私はネットで手続き方法を調べたり、電話対応と分散してなんとか今月中にはすべて終わる目途がたった。

 

ひとり暮らしだった義姉でも人生の時間分の荷物と色んな繋がりはある。それを短期間で片づけてしまうことに抵抗がないではなかった。

 

年を取ればとるほどこんなことは面倒になるし、要領を得ないと思う。エンディングノートはやっぱり大事すぎるほど大事なんだ。たとえ子どもがいても、どんなに若くても書いておくべきだと痛感した。

 

何もわからない部屋から手続きの糸口をさぐりだすのは至難の業だった。ここ1年ほど義実家の断捨離を自力で続けているが、今回はさすがに無理なので業者任せとなった。合い見積もりを取って一番安い業者にやってもらうことに落ち着いた。

 

義姉も早すぎる死でまさかこんなことになろうとは思っていなかっただろう。文句を言う気はないが、今回のことで常に自分の最期はイメージして生きていこう思ったし、残された人に迷惑はかけたくない。

 

エンディングノートは若いうちに書いて、そして何回も見直す。書くのはお金のことや葬儀に呼んで欲しい人、最終的な延命治療のことなどだが、一番大事なのは残された人たちへのメッセージだと先生は言っていた。またノートに書くだけでなく、日ごろ親戚が集まった時にはそんな話をしておくのがいざと言う時のトラブルを防ぐとも言われていた。まだ実行できていないが今回の義姉のことで、それがほんとうに大事だと気がついた。モヤモヤも解消するし、それこそが愛情なのかな、とも思う。

 

わたしたちがバタバタとこちらサイドの思いで片付けているので義姉も天から気が気ではないと思う。残された人へのメッセージがあればもう少し気持ちにも余裕を持ちながら整理できたはずなのでそこは許して欲しい。

 

とにかく週明けはスカパーと電話の解約、住宅の査定日を決めて受渡し日を決める。

 

義姉はスカパーでどんな番組見てたのかな。それさえもわたしたちは知らなかった。

 

がんばろう・・・

 

 

 

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