ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

とあるグルメブログに恋をする No.314

足痛が続いており、アクティブなことが出来ない状態が続いてふて腐れている。暇にまかせて、本をオーディブルで聴いたり、ブログを読みまくっている。

 

先週見つけたとある女性が書くブログの話。一見珍しくないグルメ中心の内容だったが、その品の良さにグイグイ引き込まれてしまった。特に熱い感想などもなく、自分の考えなども書いていない。情報発信ブログとしては店情報やレビューが少なすぎる。文字少なめ、写真多め、本人にとっては備忘録のようなものなのだろう。フォロワーも長く続けている割には多くなく、特に誰かのために発信しているという風でもなかった。それがとっても感じがいいのだ。

 

最近は自己啓発マーケティングのにおいのするSNSやブログばかりで(決して嫌いではない)頭が疲労していたのかもしれない。狙いのないブログは癒される。

 

先日ある大学の女性の先生とお茶をする機会があった。永遠の少女のようにかわいい先生は毎日業務が忙しすぎて帰宅したらテレビはマツコの番組しか見たくないと言っていた。「マツコがわたしの唯一の友だちです(笑)」 わたしはマツコは見ないけど共感できた。何も難しいこと考えずに頭を休めながら見たり、聞いたり出来るドラマやブログはありがたい。

 

そしてその記事を多さに驚く。3000記事は超えていて、そのほぼすべてがおいしい料理店とワインの記事で埋め尽くされていた。食べることを生業としているなら納得するレベルだ。どれだけお金使ってあちこち行ってるんだ!

経済力と食に費やすエネルギーがハンパなく中流以上の匂いがする。ただそれがうらやましいでもなく、鼻にもつかない、楽しさが伝わってくるのみだ。

 

内容はある地域に限られているわけでなく、日本中のお店を趣味で食べ歩いているという感じ。海外のワイナリー巡りも多く、いったいどんな人なんだろうと想像しながら読み進めた。

 

いきなりアクセス数が増えているとすればそれはわたしだ。

 

そして昨晩、超驚くことがあった。彼女のブログの中で福岡近郊グルメを探していて、特に佐賀県のわたしの地元情報が多いことに気づいた。読み漁っているとまさかの同じ地元、同じ高校だったことがわかった。「へ~~!! マジ?びっくりするわ~! へ~~!!」 今も地元に住んでいるらしい。年齢はどうやらわたしより4,5歳若いようだ。宝くじでも引き当てたような気になった。個人情報はほとんど載せてないが、同窓会の法被を着た一枚の写真からその情報を引き出した。(ストーカー並みのしつこさ)

 

20年近く3000以上の投稿の時間にはそれなりの人生模様があったと思うが、毎日淡々としたグルメを綴るブログの主はきっとどんな日もおいしい食事とワインを記すことで乗り切ってきたのだろう。きっとわたし好みのいい人に違いない。だけど反対にいくら地元とは言え、会えるチャンスがあったとしても会いたくはないかな。ブログの中の彼女が最高なのだ。

 

 

今夜もわたしのマツコに会いに行こう。

 


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