ごきげんのツボ

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本施設へ入った義母がまさかの変わりよう No.253

 

義母の施設への引越しは、なんとか終わった。布団、整理タンス、春先からの服などの他、注文が多い義母は足りないものが多く3回の往復をしたがずいぶん部屋らしくなった。

「S字フックがたくさん要る!」とあちこち必要ないものをぶら下げたり、いくつか繋ぎ合わせて収納棚の用なものも作ってしまう。

新しく買ったものは気にいらず、自分が長年愛用してきたもので埋め尽くした。部屋は新しいし、ほとんど自宅の部屋と似た感じに仕上げたので少し嬉しそうだった。

「ここが気が楽で、気持ちがいい」と言ってくれた。今回は強がりではないようだった。2週間ほどのショートステイで施設の良さも感じてくれたようだ。前と違って楽しそうに準備をしていた。絶対家がいいと以前は言っていたのに、その責任の重さから解放されたのかもしれない。家がいいと言わざるを得ないほど、色んなことを我慢していたかな。義母の顔が優しくなっていた気がした。

あれだけお互い悩んだのにやってみたいと分からないものだ。

 

とりあえずわたしはホッとしたが

オットはまだ油断は出来ないと言っていた…

 

そう、97歳とは言え、施設も人間関係の世界。もっとも心配な部分だ。

 

『がんばれ、おかあさん』

 

 

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