昨日から甥っ子の赤ちゃんのお祝いに大分へ来ている。
23歳で転職、起業、結婚、出産と『何をそんなに急ぐのだー?』と内心ヒヤヒヤしてたけどそのアパートの部屋に入った瞬間安心した。
そこには新婚らしい日常があり、何もかもが慎ましくも優しく彩られていた。近くに住む奥さんのご家族からも手厚く可愛がってもらっているようだった。母になった奥さんは少し緊張してたのかあまり話さないけど、前に会った時より落ち着いていて母親の品格みたいなもの感じた。
いい夫婦。
パパをしながらの起業やっと2年目の仕事は大変だと思うけど、この子はきっともう大丈夫だろう。大好きな孫のことをひたすら心配し続けた母もこの光景を見たらきっと安心する。子どもがいないわたしたちにとってもしあわせのお裾分けをもらった気分だ。
まったく知らなかった土地に住み、予想しない仕事をし、早くもパパになる。
甥の毎日の選択の結果で今に至っていると思うと不思議な感じがした。
それと同時にふるさとに住む大人たちの手を離れてしまった様子に少し寂しい気持ちもある。
暖かい気持ちと少し遠くなったことに戸惑う気持ち、両方持って家に帰ろう。(今日も会うけど!)
泊まった先の桜に涙が滲む。
わたし年取った。