体を動かすことが好きだ。昨年も参加した初心者でも走れる社会貢献マラソン「アドベンチャーむなかた」に参加した。ほんとはもっと本格的なマラソンにも挑戦したいが、年齢的に無理をすると体に対してのデメリットが多い気がするのだ。昔はストイックに運動することが好きだったが、それはもうやめたがいいと天の声が言っている。ただの言い訳とも言う。
宗像市は今は沖ノ島が遺産に認定されたり、宗像大社近くにある道の駅むなかたの売り上げが九州一だとか、明るい話題に事欠かない人気はずっとあがりっぱなしのイメージがある。
このイベントは宗像を盛り上げようというこの社会貢献マラソンはNPO法人の改革プロジェクトというところが主催している。社会貢献につながる場所をゲーム感覚で楽しみながら社会活動に参加することを目的とされている立派な志のグループだ。実際のところ中身はよくわかってないが代表の立花さんはパトロールランニング、パトランに細々参加している関係で華々しい活躍は知っているし、本気の人だなと思っていた。
運営のあちこちにその熱い思い見え隠れする。これだけのイベントをやるには多くのアイデアと準備が必要だし、スタッフの数も少人数では出来ない。ボランティアは手弁当と言われていた。あちこちに散りばめられた仕掛けの数々からその苦労を伺いしれる。上手くいくことばかりではないと思うが、純粋に地元ことを思い、「面白いことやるぞー」と一丸となっているように見える。発起人とそれを支える人たちが噛み合っているというか、わたしはこういう雰囲気が好きなんだなぁとつくづく思う。そして手作りにしては細部までこだわりが見えてなかなかスタイリッシュだ。いわゆる田舎の昔からある祭りごととは違い、新しい風を感じる。それはそれで大事だと思うけど、ちょっと違う目線のアプローチもあった方がその思いは多くの人に届くだろう。
今回も昨年同様パトロールランニングで一緒のメンバーと参加した。
ルールはいかに多くのチェックポイントを回れたかが勝負なのだが勝負をしに来ている鼻息の荒い人はここには多分いない。（いや２、３組はいたかな）
・地元のレストランやパン屋さんを回ってカードを集める。
・ビーチクリーンに参加してポイントをゲットする。
・宗像の名所チェックポイントを回りカードをゲットする。
・SNSに投稿してポイントをゲットする。
・めかぶの妖精に出会ったらカードをもらえる、などお楽しみでいっぱいのイベントだ。
わたしたちは女子優先で食べることを重視した戦略で、４時間の制限時間の中で３件で食事をした。（それでマラソンが出来るのかって話なんだけどこれはゆるランなので大丈夫！）
ビーチクリーンも２ヶ所で参加し、ペットボトルやプラスティック片などを拾いまくった。全体を通してゆっくりゆっくり走った。おおよそ１３㎞。ゆるゆるランではあったけど前回出た時よりはかなり楽だった。この一年で体重が３，４㎏減っているからそのせいかもしれない。ダイエットがんばってよかった。チェックポイントで血管年齢も測ってもらったらかなり若かった。簡単なチェックだったが数字通りにありがたく受け取り、「運動は裏切らない」を実感した。
ゴールしてまかないのカレー、アカモクスープ、ワカメなどをいただき、わらび餅のお土産を自分に買って帰路についた。
食べて、運動して、今からゆっくりお風呂。 最近義母の施設騒動もあり煮詰まっていたが体ごとすっきりした感じだ。明日も祝日。最高の夜だ。
「アドベンチャーむなかた」はやらされている感はなく、やりたい人がやっている。昨年もコロナでどうしようかとギリギリのところだったと思う。今年もそうだ。もちろん対策には気をつけながらということではあるが未来の宗像を見据えた攻めのイベントだと思う。
