５日は先日大火に見舞われた旦過市場、かろうじて被害がなかった大学堂で愛してやまないトリオロスファンダンゴス（アルゼンチンタンゴバンド）が復興LIVEをすると聞いて連休最後の日を締めることにした。
そんなこんなで
時間間違って（いつものこと）14時のLIVEに間に合わず、16時まで時間をつぶすことに。
以前一度来たTANGA TABLE （ゲストハウスとカフェ）で休憩。たまたま誰も居なくて、スタッフの夢多き青年としばし語らう。
そしていよいよ市場の大学堂で投げ銭LIVEが始まった。ファンダンゴスはもう何回も聞いたけど、今日のステージが色んな意味で一番感動したかも。火災やコロナへの感情が入りすぎたのか、あの古いけど趣きある商店街とタンゴが見事にマッチして特別な舞台の中にいる気がしてきたのだ。
ファンダンゴスは3年ぶり。泣きそうだった。
いったいこの3年はなんだったんだろうと今更ながら思ってしまう。
『久々に命の洗濯をしたーー』って言ったらオットから「いやいや、洗濯し過ぎてすり切れとるやろ」と言われた。異議認めます…
その足で先日オープンした【ジアウトレット北九州】へ。すでに2回目。
ここのイメージキャラクターはゆっちょんことyurinasia、水巻を拠点に世界発信でがんばってる今、いちばん輝いているといってもいい女性なのだ。東京へは行かないことが逆に価値を高めている気がする。町の運動施設をダンスの本拠地している彼女の地元愛に誰もがこころを打たれている。
こんな立派なアウトレットが出来て心意気ウキウキなのは間違いないんだけど、2回来て買ったものと言えば、ワカメスープと食パンのみ。
欲しいものが無いわけではないが、最近物欲がグッと減ってしまった。UNIQLOやGUでばかり買っていたらアウトレットとは言え、そこそこの値段する、高いか安いかわからなくなって、ほんとにわたし、これ欲しい？って自問自答してしまう。ミニマリストになりつつあるのか？
雑多な部屋を見る限りそれはない。
それでも雰囲気がいいし、プラっと来るのにはいい距離。もうバンバン買わないと損ぐらいの気持ちで買っていた時期は過ぎてしまった。ほんとに自分の好きなものだけ買えばいい、そんな感じかな。
でも華やかなお店と人がたくさん集まっている様が嫌いではない。これくらいの人が集まってるのは平気。
今日は普通のゴールデンウィークらしく、人をいっぱい見た都会の1日だった。
ファンダンゴスのケイトさんが終了後に見せた涙はこの重い３年間が払拭された瞬間だったかも知れない。
旦過市場も社会も早く早く、元気になりますように。
