キャッシュレス生活が加速して、最近変えた銀行に行くのは月に一度だけ。その道筋に今まで目にとまってなかったお店を見つけた。今まで通ってたのに、アンテナが閉じてたのかまったく気づかなかったけど、わたしの大好物の手作り豚饅の文字。積まれた蒸籠を見た瞬間、おいしいと確信し、フラフラと吸い寄せられた。
見たらコンビニ肉まんの2倍ぐらい、皮もわたし好みのひきのいいもっちりタイプ。予想通り、ジューシーでたっぷりのお肉が包まれていて大満足の味だった。しかも値段は200円。毎週通ってしまいそう。この辺りでは有名店みたい。知らんかったわ~~
その路地をちょっと回ったところにまた目新しいケーキ店があった。2年前からあったそうだけどこれもまた見逃していた。プリンと台湾カステラとフロランタンを買い、肉まんとともにニッコニコで帰ってきたわたしの両手をオットは冷ややかな目で見ていた。
「ジムに行ったんよね?」
『あーーそうやった。銀行とジムにも行った。』
最近、ジムの帰りにたらふく炭水化物を買い込む癖がついてしまっている。
「意味ないやん」
『・・・・・』こんなおいしいもの素通りできるわけないやん!!!肉まん大好きなんだから!
自分の知らなかった店を見つけただけで、ほんとにしあわせだ。大型モールは嫌いではないけど、宝物探し感はゼロ。路地裏やちいさな市場に隠れた名店に出会った時のときめく女性心はわかるまい。合理的に何でもそろっている大型店よりも行き当たりばったりの街の人たちがずっと通っているような小売店の方が好き。
また出会ってしまった、おやつたち。自宅にいる週末はちょっとうれしい。
思い切り食べよう!