ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

子どもたちへ食をつなぐ人たちの静かなる思い  ① No.271

昨日は遅く起きて朝昼ごはん食べた後は、以前地域のまちおこしプロジェクトで知り合った女性が出店しているマルシェへ。彼女は高校の家庭科の先生だ。生徒が企画、制作したレトルトカレーを売るとグループラインの告知で知った。その名も《おりこうカレー》。高校名とおりこうさんを掛けた言葉だと思うけど、以前からこの味にわたしはハマっている。猫のチュールサイズぐらいの大きさが5ヶ入っていて、ちょっと食べたい時に便利だし、味もスパイシーで大人の味だ。栄養的も申し分なく30種類の野菜などが入っている。

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テントに向かっていくと高校生が数名で張り切って販売していた。彼女もテントの下で生徒たちを手伝っていた。彼女には夢がある。この活動のほかにも近隣で地域食堂を企画運営されている。おだやかでどこにそのエネルギーが隠されているのかと思うけど着実にその思いは実現に向かっている。彼女の熱い思いと人柄に協力者もどんどん増えている様子だった。

 

子どもたちにちゃんと自炊できる人になってほしいというのが彼女の思いらしい。食べることさえ自分で出来たらとりあえずは元気に生きていける。地域食堂では子どもたちも一緒に調理をしている。今はコロナでその場で食べることは出来ないけど、お弁当として手渡しされている。寄付された食材で作った心のこもったお弁当に食べた人の気持ちは癒されるだろう。それを手伝った子どもたちもその食事を作るやりがいに目覚めるかもしれない。わたしは現場は手伝っていないけど、彼女のがんばりにはいつも勇気をもらっている。

 

彼女はまだわたしよりは随分若いのに、「この思いを引き継いでくれる若い人を育てたい思っている」と穏やかな口調でつぶやいた。将来を見据えているということは、それだけ本気だということだ。

 

数年前出会って、一緒にイベントやっていた頃はぼんやりとしていたアイデアがこうして形になっていることが奇跡のようにも見えた。本気ってこんな人のことを言うんだ。

 

そして偶然、この後行った場所でも同じことを口にする男性の話を聞いたのだった。その男性は…。

 

昼頃ごそごそ起きて、ぼんやりとした頭に喝を入れられた感じの休日だった。

 

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つづく

 

 


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