ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

2年前の化石で終わらないために  No.215

リップ、口紅をつけている人、今、どれくらいいる? わたし自身、もう2年近く塗っていない。まさかそんな理由で化粧をほぼしなくなるる日が来るとは思ってもなかった。もちろんマスクをつけているから必要を感じないし、装う喜びも感じなくなったからだ。マスクで擦れても落ちない口紅とかも売り出しているけど、マスクするのにその必要があるのかまったく意味がわからなかった。

 

そんなマスク生活にもいい加減飽きてきた頃、なぜかコスメのCMが気になるようになってきた。特にメイク用品が目について、その中にはもちろん口紅も含まれる。各社開き直ったかのように新商品をバンバン出してくるし、『マスクしててもいいじゃない、自分のために塗りましょ』とでも言いたげだ。

メイクも時代とともに変わっていくわけで、トレンドを少し取り入れないと昭和おばさんメイクのまま一生を終えることになる。昔の写真を見たらどえらいメイクやヘアスタイルに驚くことがあるけど、このままだったら2年前のまま化石化していくことになってしまう⁈

 

これはヤバイのではないか!!

 

すっかり殺風景に慣れた自分の顔をもう少し、彩ってあげたくなってきた。誰に見られることもない、自分のためにだ。

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(YSLのページからお借りしています)

 

このコロナ禍であるヨーロッパの女性のドキュメンタリーを見た。「わたしは口紅を塗らない日がありません」と言って、彼女のプライドなのか、こんな状況下でもきれいに身を整えていた。わたしはどんな状況でも負けないと言ってるかのようだった。そしてまさかの身近な友人T子までもが、「えー、口紅だけは絶対塗るよ、マスク取った時に寂しいの嫌だから」と言っていた。

『えっ?マジで???』

メイクに関してはわたしレベルの意識薄組と思っていたので、軽くショックだった。 

 

たかが化粧、されど化粧。眉を描かないと別人になって他人に迷惑かける場合があるけど、口紅をちゃんと塗る行為は潜在的に美へのあこがれがあるのかもしれない。何歳になってもきれいに歳重ねてる人っている。

 

久々に春の新色が欲しくなった。

 

眉は他人のため、干からびないように口紅は自分のために薄っすら塗ってみようかな。2年のガサつきを取り戻さねば!

 

大昔から世界中の人たちが口紅を塗っていたのにコロナマスクによって、その数は半減しただろう。ほんと不思議な世の中になったけど、外国の人たちはみんな口紅つけてるのかな?普段からマスクすらする習慣がなかった国の人はマスクの重圧とお化粧もままならない生活は辛いにはず。

 

ひと塗りから、世界を想う。

美しさ続く。 

 

カネボウ化粧品の今年のコピー 好き!

春の化粧品メーカーの華やいだ戦略に乗ってみる、いいと思う!

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