ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

手放す人・手放さない人

自粛が暇すぎて

YouTube動画に触発され、断捨離にスイッチが妻(わたし)は入った。

 

この扉を今、開けなくてどうする?と勢いよく開けてみたものの…

やっぱりそっと閉めたくなった。

途中でやめたパッチワーク、編んでもない毛糸類、興味を持ったことのないまさかの刺繍糸⁉️

ダンスしてた時の膨大な衣装、

手紙、書類、文房具、ボールペンは3本くらいあったら一生間に合うんじゃなかろうかと思うけど2、30本はあった。

大量の一筆箋。だれにそんなに手紙を書くつもりなのか。手頃な値段ゆえ、お土産にこれかクリアファイルを買ってしまう。

スキーウェア、板、こんなの着てる人は居ない、化石か‼︎

 

思い切って、2ndストリート行き用、ごめんなさいの処分品にバンバン分けてたら横でチラチラ何か言いたそうな人が…視線が突き刺さる。

 

『なにか?』

 

オットは捨てられてない人、使えるものは修理して使おうとしたり、ジャージ類を捨てようとすると『ペンキ塗る時に使う』と言い(ペンキ塗ったことあったっけ?)

大昔のパソコン、デッキ類、絶対聞かないであろうCD、服、昭和ですか?(昭和です!って言うだろう)

 

『空いた場所にしか新しいいい運気は入ってこんらしいよ』とイヤミを込めて風水めいたことを言って説得しようとしたけど、無視された。

ここはグッと堪えて

とりあえず自分のものと台所をポンポンと片付ける。

弁当箱、こんなに要らんよね、重箱数種類、要らんよね、食器(大量)、もう陶器市には…行っても大量買いしません(行くんだ!)、洋服、これはDior(昔はブランド好きだった)って書いてある、デザインも今でもおかしくない好きな感じ(いやいや、まったくファスナーあがりませんよ、痩せるかも?、痩せません!)の葛藤を繰り返し、ほぼ仕分けは出来た。

 

もーっ、拍車がかかってかなりスッキリ!

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これまた覚えのないほうきが出てきた。

柔らかくて、掃きやすい〜 これを使って掃除しまくる。ほこりまみれ。

 

ある人の話によると頭ごなしに『片付けたら?』と言ってはダメらしい。

その人にはその人の捨てない理由があるのだからまずそこを理解してあげないと、って言われてた。

そんな大事な理由があるとはとても思えないけど自分のものさしで人を計っちゃいけないっていうことか。

 

 

ある亡くなった親の家の断捨離を手伝った人いわく、

息子さんが親の思いが詰まったものを捨てるということは身を切られるような思いだ…と言いながら家の整理を決行されたらしい。

 

気持ちを受け入れながら最後までやり通したら、すごく霧が晴れたように顔が明るくなったそうだ。 

それだけ重いものを背負ってたんだなーと。

親の思いがこもっているものを子が整理する時は誰もがそんな気になるのかもしれない。

 

そして断捨離はひとりでやらなければいけないそうだ。これは鉄則らしい。間違いなく家族が口を挟んでくるから、せっかく決心した心が揺らぎ、罪悪感に包まれることは少なくないとか。

 

今回は私がトントンと片付けていくと、少なくなった荷物を見るのは気持ちがいいようで、自分も要らないものを少しずつ分け始めていた。

(なんせ自粛で時間はたっぷりあった)

 

よしよし。でもここでわたしが、割って入って仕切ってはいけない。(仕切りたーい!)

 

わたしは遠くからお茶を入れるタイミングを見計らうだけにした方がいいのよね。

 

しかし、しかし、空いた空間に何かいいことが入り込む気がするのは気のせいでもないかもしれない。ほんとスッキリするー。

 

あの頃の自分たちには必要な物や嬉しくて買った物ばかりなのにね。

 

『ありがとうね』と言ってバイバイしました。

 

あと一つの開かずの部屋に取り掛かるとしよう。  

 

開けてない段ボールなど、使わない棚に押し込まれた読まない本、90%はもう必要ないものと思う。物って知らず知らずのうちに溜まっていくものなのね(泣)

 

あっ、あの自転車はまだあるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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