一年振りの着付け。
ただでさえ不器用なのにお稽古がストップしてからというもの、家で着ることもせず、テンションもあがらない日が続いていたがやっと再開できることになった。
『きっと、なにも覚えてないぞ…』
図太い精神だけを持って、一年振りの着付けのお稽古に向かった。
座右の銘のひとつに「習うより慣れろ」があるが、慣れる前に休みに突入してしまったという訳だ。
習ったことを順序立てて頭に入れることが出来ない性格上、案の定すっかり忘れてしまっていた。それでも手を動かしたり、頭使ったりしていると、それなりに気分は着付けモードに変わっていき、最後までなんとかたどりついた。いい気分。
京都生まれのM子先生はいわゆる静々とした先生ではなく、根っからカラリとした超明るい先生だ。出来なくても悪びれないわたしにメゲることなく、根気強く教えてくれる。一年振りだったけど、楽しい時が戻った感じがして嬉しかった。
子ども3人子育てしながら、家の商売のお手伝い、マネージャー業(有名人とお友達)、着付けの先生、パン教室の先生…ほんとにパワフル。ツマミ細工も出来るって言ってたな。
基本、器用な人に憧れてしまう『尊敬!』
いいなと思うのは「わたしすごい人」オーラをまったく出してないとこ。人として魅力的すぎる。
たまたまの縁で出会ったこの先生だけど、敷居の高かった着物の世界を教えてくれて、ほんとにありがたいなぁと思っている(M子さんはどう思っているかは不明だけど、笑)
習うより慣れろ。
着物だけは揃ったのでバンバン着れるように練習しよっと。
青い系の着物が好きだけど、淡いピンク系もいいな〜と思う。着物や帯、帯締めを眺めているだけでもしあわせな気分になれる。