4日までのお祭りの始まった。
14台の曳山がそれぞれの町内から曳き出されて街中を巡行する。
ジャージにキャップ、ついでにマスクで追っかけるおばさん。非常に怪しい。
もちろん福岡でもない。唐津ブランドがある。(もちろん佐賀も福岡も大好きよ!)
何を持ってそのプライドが生まれるのかわからないけど少なくとも唐津くんちの存在は大きいと思う。
年をとるにつれこの宵山が楽しみになっている。
ふるさと離れてもこのお囃子だけは刷り込まれているのだろう。
ソワソワが止まらない。
学生時代は部活や遊ぶのに忙しく、くんちにはさほど興味がなかったのにな。
逆に盛り上がり過ぎてる友だちを斜めに見てた気がする。
曳子の先頭集団は小さい子の甲高い声、高学年のおませな声、ドスのきいた大人たちの声へと私の前を通り過ぎていく。
エンヤーエンヤーの声がピカピカと胸に響いて涙目に。年取るってこわい。
人気の鯛山 魚屋町の肉襦袢(法被)。
曳山生誕200年。
こんなにメジャーなお祭りになることはその昔の人は思いもしなかっただろう。
人口が減って日本各地の祭りが年々50近く減っていると聞いた。(間違ってたらすみません)
こんなにピカピカに仕上がってるお祭りは貴重だと思う。
大切に大切に守られている地域のお祭りとそれをに担う子どもたち。それをサポートする大人たち。
ものすごいエネルギーと町愛がないと続かないんだろう。あと何百年か続くんだろうか。
私はすっかりよそ者になってしまった。
親も親戚も友達もいるけど離れ過ぎててどこか常に旅行気分で…
それでもいつかまた唐津人になりたいかも。と思った夜。
都会もいいけどやっぱり唐津もカッコイイ!
Tenteco works のTentecoはてんてこ舞いしてる様子をイメージしたものです。ブログです。