コロナ禍に突入してほとんどテレビを見なくなっていた。それでもニュースはスマホに飛び込んで来る。
神田沙也加さんが亡くなった。
どうしてこんなに好きな俳優さんが次々に亡くなっていくのか…わたしが考えてもどうにもならないし、考え続けたいとも思わないけど、心が一瞬沈むことには変わりがない。
この夏、友だちが最高にいい席を取ってくれ、王家の紋章のミュージカル初日、博多座へ行くことが出来た、
神田沙也加と新妻聖子のキャスティングとあって前のめりでの観劇もアッという間。パーンとしたキラキラした明るい声と『ミュージカルのために生まれてきたのね』と思うほどの演技力で一瞬でファンになった。二次元の世界から飛び出してきた、キャラクターみたいに夢を見させてくれる女優さんだ。少なくとも有名人の両親を持つ二世で上り詰めたと言われる必要はまったくなかった。
とても闇を抱えてる風には見えなかったけど、何かあったのかな。
声と言えば張りと明るさがある人ってそれだけで魅力的。たまにそんな人に出会って話してたら元気をもらえるし、別れたは後もなんだか気持ちがいい。
勝手な妄想だが神田沙也加さんはそんな人だった気がする。彼女を嫌いっていう人あまりいないんじゃないかな。
今日はそのせいだけではないけど、テンションが上がらず、家でゴロゴロしていた。
母が電話で『神田沙也加も神田正樹も知らんもんね〜』と言ってきた。母が大好きな旅サラダの司会の人だよ、って教えるとえらく驚いていた。
これからも舞台観に行きたかったのにほんとに残念だ。
バラエティ、情報番組はよっぽどでないと見ない。憶測で色々と言う人たちを見るのが嫌でたまらないし、しばらく見ないと画面の向こう側が色褪せて見えてきた。コロナ禍で一気に番組の質が落ちてきた気がするのはわたしだけ?
唯一見始めたNHK朝ドラ。明日から深津絵里に主役が変わるらしくそれだけは楽しみでたまらない。