ごきげんのツボ

ほぼごきげんに過ごすためブログ

こどもの絵で驚いたこと  No.141

空想でもいいから行ってみたい国を描くという「お絵かきチャレンジ」のオンラインイベントの締切だった。

 

オンラインと言っても描いた絵を写メってメールかLINEで送ってもらうという内容だ。デジタル画は今回不可。インターナショナルキッズクラブが開講できず絞り出した企画がふたを開けて見れば予想以上に数が集まり集計作業に追われた。

 

絵の出来、不出来は別にして、その内容が興味深かかった。 みんなが楽しそうに集っている絵を描いてくる子は予想通り多かったが、そのほかに宇宙にひとりとか、家はいっぱい建っているのに人がいない絵とか、サメに襲われている絵とか、遠い惑星からひとりで地球を眺めている絵とか、亡くなった友達と花火を見ている絵とか・・意外にも暗めの絵も多くてびっくりした。保護者の下ではなく、学童とかで描いた子が多かったため、割と自分の心の中が正直に出たのかなぁ。アニメやコミックで印象に残っていたシーンとかなのかも。もっと海外の観光地のカラフルな絵ばかりが集まると思っていたのに予想外だった。

 

これを短絡的にコロナのせいとかは言いたくないけど、子どもらしくとか、明るく元気にとか、家族仲良くとか、それは大人の勝手な希望的妄想と願望なんだろうな。子どもの心だって色々事情はあるはずだ。

 

あきらかに大人が手伝ったような絵よりもなんだか心に残ってしまった。うまい下手は別にして文章も絵も本音で、というのが心を打つのかもしれない。

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