ごきげんのツボ

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ほぼはじめての登山 福智山編 No.92

「ぜひぜひ」と満面の笑み⁈で誘ってくれた健やか美人のえっちゃんは登山口にスカートでフワフワとやって来た。

『まさかスカートで登るつもり?』と一瞬思ったが、彼女はなぜか今回の参加を断念したようだった。にこやかに手を振って見送られ、一行は登り始めた。

 

最初は人と話す余裕などなかった。

久々に登る福智山は無意識のうちに増えてしまった体重が錘となって一歩一歩気合いを入れないと登れない。きっつ!

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「比較的緩やかなコースです(笑)」

 

『どこが!(涙)』

 

最初から急勾配で一気に呼吸が乱れてしまった。そんな中、将来のイケメンモテ男子を約束された一年生のハルくんはスイスイと

キノコや石の上にある動物のフンらしきものを観察したりして、余裕でグングン登って行く。

若いっていいな、体重軽いっていいな。

 

『ちょっと待ってーー』

 

呼吸も落ち着き、不安から解消され、まわりを眺める余裕も出てきた。美しい紅葉と青い空の下、やっと念願叶って、昨年買った新しい登山靴が日の目を見ることとなった。

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神山典士先生の文章講座(受講わずかまだ2回)『イカの口会』は登山好きの先生が登山部まで作ってしまった。

靴、リュックまで買って昨年から登山始めたいな〜と思ってたから、引き寄せてしまったのか!

 

スケジュールビッチリの先生は中腹の展望台でZOOM ミーティングを小一時間した後、ぐいぐい旅姿のまま、普通のスニーカーで登って来た。『いや〜〜最高にいい山だ』と東京弁で何度も繰り返していた。

私の本格的⁈な山デビューは快晴のお天気と面白いメンバーに恵まれ、絶好のスタートとなったのだ。

 

そして翌日日も暮れる頃、突然襲ってきた痛み。

頭からつま先、脳みそや内臓までガチガニ固まって痛くてたまらない。変な動きで職場の階段を降りる人になってしまった。

ただ久々のガチの筋肉痛は心地良く、これが登った証だ!と動きとは裏腹にニヤニヤしている自分がいた。

 

そして頭を使う文章講座より向いてるってことに気づいた(笑)企画してくれてありがとう、先生!

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⬆️登る前の張り切りよう、、


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山に慣れてる5歳若い彼女は筋肉痛も私ほどではなかったようだ。

 

 

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