ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

2021年おめでとう No.111

あけましておめでとうございます。

 

正月は雪の影響もなく、大晦日からそれぞれの実家で過ごすこととなった。

 

まずはわたしの実家。ルールに厳しい弟の号令の元、食べる以外はほぼマスク!『ほんとにー?ガチでやるんや!』それを真面目に守る一同が面白くて、もちろんわたしもちゃんと守り抜いた達成感。少しでも外すと『はい、はい、マスクして!』と指差されてチェックが入る。それが可笑しくて仕方がなかった。『マスク警察!初めて見た!』会社が大所帯で恐ろしく厳しいらしいので仕方ないか。もう世の中いつまでこんな感じなんだろー。今年はまだまだ続きそう。

 

それでも話は弾み、昨年絶好調だった人、イマイチだった人、今から超えるべきハードルが待っている人、それぞれ持ち寄った近況報告を聞けて嬉しかった。子どもが居ないわが家にとって3人の甥っ子と姪っ子は生きる楽しみ。『一生懸命がんばってるみんなを心から応援したいと思ったよ』おばちゃんも負けられん。今年も母に料理させすぎたのは反省。わたしは常に甘え過ぎている。来年は年末から姪っ子たちと泊まって一緒に作ることを約束した。

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宝満神社へ 去年もこのメンバーやった!

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おみくじは末吉。昨年は凶を引き当てたことを思えば大満足。

 

2日目はオット実家のメンテナンスのため、ホームセンター駆け回り、電球変えたり、蛇口変えたり。お墓参りに外回り掃除や携帯の切り替え、正月とは思えぬ忙しさだった。

 

ふと見ると、隣の家の庭が少し荒れている。聞いたら主人が施設に入られ、空き家になったそうだ。古いけど趣のある家なのに子どもさんたちが遠方に居るため、この先どーなるかわからない。人ごとではない実家問題。遠くへ就職しないでみんな地元の学校へ行き、地元で就職して、地域で実力発揮したらいいと思うのは短絡的すぎる考えなのかな…

テレワークも進んでるし、世の中変わり時かも。お金、肩書きだけの時代は終わりつつあるんじゃなかろーか、とか単純に考えてしまった。

 

ともあれ、今年も多少、強がってでもごきげんでいよう。色々あるのは当たり前、心の持ちようで結構、楽になることもある気がする…と今年も呑気風を吹かせて行こうと思う。

 

帰りの車中で打ってるのでここまで(ゆれるなー)

 

『希望の水』を汲んで帰ろう。

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つかれたニャン 車で爆睡。

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わたしのブログよりよっぽどためになる吉本ばななさんのNOTEから。サブスクなのでその先は読めません(泣)今年は買ってみるかな。

 


『他者がいる意味』

吉本ばなな
2019/07/13 13:00✳︎今日のひとこと
人は、人を助けるために生きているんだ。
だから自分ごとは二の次にして、他人ごとにちゃんと関わろう。

尊敬している兄貴も桜井章一会長も、全く同じそういうことをおっしゃっています。
私はそれをよくわからないまま、ただがむしゃらに生きてきて、書くことでは確かにそういうふうにしてきたので(基本的に書くのは1年、読んでいただけるのはたった1日のお仕事なのだが、もしも人の心に寄り添えるなら全く苦にならない)最近やっとそれが少しだけわかってきたのです。
他人ごとにかかわるということに祭りとかボランティアみたいなめんどうくさいイメージしか浮かんでこなくて、「それはむり」と思っていたのですが、彼らがおっしゃっているのは「人に時間を割け」ということではなく、「自分のためだけに時間を使うな」というシンプルな意味だったのです。そのふたつって同じようだけれど、大きく違うんです。

農業をやっている歳上の友だちが、自分の畑で芋掘り祭りを無料でやる意味を、こんなふうに言っていました。
「近所の人が、ただごはんを食べたり話し合うのではなくて、お年寄りも子どももみんなが汗を流して芋を掘って、煮た芋をいっしょに食べて、掘ったぶんは家に持って帰れて、大地に感謝して、気持ちも体も動く。腰が曲がった、行きはやっとやってきたおばあさんが、元気になってカートいっぱいに芋を持って帰るのを見て、おばあさん含めてみんなで笑い合う。それこそが信仰であり、祭りというものの意味なんだ」
その日のために、自分だけが毎日苦労して芋を作っているとか、ただで持って行かれてしまうとは決して思わない、その日のみなの笑顔や感謝の言葉を見たら、なにもかも吹き飛ぶ、と。
私が小説を書くというのも、それと全く同じだなと思いました。
私の場合職業なので無料では提供してないけれど、取材費や、かけた時間、苦しみがみんな吹き飛んでしまうのは、だれかの命に力をあげられたとき。

 

 

 

 

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