家族ごとでずーっとザワザワしていることがあった。状況的には仕方のないことだし、物理的にも敵わぬことだとは思っていたが、わたし以上にほかの家族がザワザワしてて、にも関わらずそれを思い切って口に出すことをせず、みんな自分の気持ちを誤魔化している。どうにもならない愚痴を言うことで自分の価値を下げてしまうのがイヤでウヤムヤにしてしまうのだろう。
ただのわたしの愚痴だ。100人いたら100人の感情がある。なのでほんとにどれが正しいとかはない。言って少しだけスッキリしたいだけなのだ。なのに愚痴を聞いてもらうつもりである親戚に話したら「仕方ない、仕方ない」「なんでそんな考えになるか、わからん」「面倒くさい」まったく同調されることはなく否定された。ただ聞いてもらって「そうね、そうね」って言ってもらうだけで心は整っていくのに逆に人を巻き込んだ分、ネガティブな感情が増えてしまった。
あー、面倒くさい。
こんなことならジッと我慢しとけはよかった。
対話ってむずかしい。このことに関してどっちも相手を理解していないからずっと平行線のままだ。
ひとりでグルグル考えるしかない。