おじさんたちはこの壁を越えられるのか?
職場のボランティアの人たちの中には退職した方々が多く、60代は若い!と言われる世界。
イベントはこのボランティアさんのアイデアを膨らませられるだけ、膨らませていくのが仕事だと思って臨んでいる。
今年はコロナの影響でほぼすべてのイベントを半ば強引にオンラインに切り替えて行うことになった。
反乱が起きそうだなーーー(怖)
案の定、高齢者と言われる人たちが『年寄りはどーしろというのか?』『救済措置としてオンライン講演会を大画面でどこかで見せるべき』『自分たちは何の手伝いも出来ない』など意見は出た。
出るよねーー
気持ちわかるし、この人たちにスマホ操作やZOOMのこと教えるより、その方が早いもん。
みんなリアルに生きてきた世代。現役の時ははしっかり働いてきた人ばかりだ。その人たちのヤル気を奪っている気がして鬱々とした日が続いていた。
そんな時あるシニア世代の女性が『チャレンジの年にしましょう』と発言した。女神かと思った!よし今年のスローガンにしよう的なタイミング。
彼女もまったくの初心者だったが意図を汲んでくれ、それに向けてパソコンとスマホを買い換え、ZOOM操作はバッチリできるようになった。
今思えばこの方はどっちでもよかったんじゃないかと思う。自分のことではなく全体を考えての発言。会議のフォロワーの大切さを痛感した。
そしてやると決めたからには他の人たちにもオンラインへの道案内をしなければならない。スーパースタッフがいるのであれこれ知恵を絞ってみんなで考えた。(シニア世代の気持ちがわかる私は横でワーワー!ウンウン!そうそう!やるしかないよね!と相槌しか打ってない気がする。)
講演会の成功はもちろん、目標は11月29日と12月5日のZOOM講演会(イチョウフェスタ2020)に参加してオンラインの楽しさをわかってもらうこと。
オンラインのことよくわかっていないのにチラシとポスターを持って健気に一生懸命宣伝して回る人たちを応援しないわけにはいかない。
ただ『講演会を家から見るとね?』
→もちろんそーですよ
『よーわからん!』
→ですよねー
『メールアドレスがわかりません』
→あーっ…そこから
『パスワードとかわからん』
→ありがちですよねー
『顔を出すとか嫌やけんね』
→うつさないようにできますよ
「わいはい(wifi )ちゃなんね!」…
などなど不安がいっぱい。
そんな中でもそもそも誰かのために役に立ちたいと尊い精神を持つ人たち。たまたまパソコンに強いシニア組優等生もいて、『オンラインは楽しいですよ〜、こんないいものはない』とこちらサイドで盛り上げてくれる。次第に腰が引き気味だったおじさま方が自分も出来るはずとシフトチェンジが上手くいきはじめた。
自分の顔が画面に映ると嬉しそうに『おぉー!』と歓喜の声。好奇心ほど人を成長させるものはないのかも。
来週は不安抱える人たちの講演会前の全体での練習会。もちろんそれぞれ自宅から。
心配だわ〜〜
念じよう〜〜
『みんなが二度とオンラインは嫌だと言いませんように』
そして宣伝しようっと。
ウワサの講演会はこちら【ZOOM 無料】
興味のある方はぜひどうぞ。推しのふたりです。メールで申し込んでね。
講演会は間違いないんだけどおじさんたちが
心配でたまらん!(あんちゃんのマネ)