職場の企画していた語学講座10コースを9月まで延期することにして、その間を無料オンライン講座でモチベーションを繋ぐ作戦に出ることにした。うちの良い癖は中止の選択がないこと…
いつまでも「コロナのバカやろー」とは言ってられない。
先生も生徒も任意の参加。ZOOM 授業の準備が出来ていない先生は無理にお願いせず、受講生も若い出来る人だけでいいよね…と思っていたら申し込んでくるのが60代後半から70代後半が80代もいた、まさかの結果。若い人の反応は逆に薄かった。ほかに勉強の方法を探せるってことなのかな。
シニアの好奇心ハンパない。延べ100名近くの応募があった。
しかも「ズームはじめてです」「ダウンロードはしましたがさっぱりわかりません」
の人ばかり。
昨年特訓したシニア会員までも「忘れたー、もう一回教えて!」
講座前までになんとかせねばならず、マンツーマンのオンライン特訓が始まった。同僚が相手をしたおじいさまがZOOM のOを打てずずっとゼロを打ってたらしい。そりゃ入れんはずだわ。
『チョーウケる、しかも本人認証の横断歩道を押し間違ってロボット認定されてしまいました』とか。毎日エピソードが絶えない。
日々の奮闘記が心から微笑ましかった。
本番グダグダを予想してたけど、5分遅れて入った時には練習の時にはアタフタしてシニアの皆様の笑顔がちゃんと揃っていた時は、ま、まさか!と仰天したし、みんなもほんとに嬉しそうだった。
先生も感激していた。
語学そっちのけで、その画面にわたしも感激した。
明日もまたシニア参加が多い講座がある…ドキドキ。
あと10年後、20年後、どんなに世の中が変わっているだろう。きっと逆にこっちがアタフタしてることだろう。笑われてもいい!
その時まで好奇心旺盛のおばあちゃんでいよう。
猫に変装して見守る事務局