ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

下を向いて歩こう

先日、小さな雑草のお話会へ。

講師は友人のいつも穏やかなOさん。

わたしのように目先のことで一喜一憂していることはなく、いつも遠くの大事なことを見据えている雰囲気を漂わせるている美人だ。

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彼女が今回話してくれてのは雑草と呼ばれる小さな植物について。

雑草にもそこにいる理由があり、ちゃんとした名前があり、お互いに情報交換してるらしい。

 

 

わたしが花に向かって汚い言葉を使うと、隣の部屋の花たちにも「この人は変なやつだ」という噂がたちまち広がるらしい。(植物界にはその噂が広まってるのではないかという心当たりがある泣)

 

そんな感じの話はよく聞いたりすることもあるけど

彼女の雑草や庭木のエピソードを聞くと言霊ってあるんだなということばかり。

お願い事までするというからびっくりした。

そのお願いがほんわかレベルで微笑ましい。

「あのきんかんが食べたい」とか

「紛失した○○○○はどこに?」など謙虚なものばかりで笑える。

たしかにもし植物に心が宿っているなら『この人は優しいいい人だから悩みは解決してあげよう』と思うかもしれない。

そんな話に普段はリアルが好きなわたしもみるみる引き込まれてしまった。

 

 

最近は暖かい日も増え、庭に出る機会も増えたし、散歩もよくする。

路地に入ると空家で放置されている庭木が伸び放題、主が居なくても咲いてる宿根草にこんなわたしでも胸がざわつくことがある。

草木も人間と一緒、見てもらったり、声かけたりしてもらえるのを待ってるかもしれないな。

さすがに敷地に入ることは出来なくてもゆっくり歩いて愛でてみよう。

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小さな雑草の世界にも普遍的な優しい世界が広がっている。ちょっと見逃してたことに目を向けるって楽しい。

 

 

そしてその後は旅行の話や重ね煮の話で盛り上がった。(途端に話題が変わってもごきげんな人たち笑)

この時期の騒動が落ち着いたらやりたいことがたくさんある。

制限されている分、余計にそんな気になるのかも知れないけどどんな時間も大事にしなきゃね。

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この本を早速Amazonで購入。早く読みたい。

 

下に、視線を落としても大事なことは見えるんだな、とつくづく彼女の優しい眼差しを見ててそう思った。今年は花見自粛とのこと。道端に咲く小花に声をかけまくろう!

 

そして帰ってすぐ庭の小さな花を飾ってみた。

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『うん、かわいいーかわいいよ』と言う自分が非常に気持ち悪かった。

 

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そだね。

 

 

 

 

 

 

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