ごきげんのツボ

ほぼごきげん、時にはふきげんな日もあるブログ

問題は素早さだった No.342

夜中に目が覚め何時だ?とiPhoneを見ても画面真っ暗、ハテ?なぜなぜなぜ?買ったばかりなのに故障かと焦って目が覚めてしまった。 

たかがスマホが故障したぐらいで焦り過ぎる自分がイヤになりつつも二台目として使っている、近々解約予定のAndroidで検索してみた。スマホなしでの生活を想像しただけで、不安になる。

調べはすぐついて、音量ボタンの上げ下げをタッチした後、電源ボタンを長押しするとこまでは漕ぎつけた。

 

言われた通り何回やってもまったく作動せず真っ暗のまま。アップルサポートは朝の9時からか…諦めて寝ようと思いながらも諦めきれず、TVの YouTubeで検索すると(夜中4時ね)真っ先に10万回再生の見たこともないお姉さんがその難題をさらりと解決してくれた。

 

音量ボタンの上げ下げの後、サイドボタンは間違ってなかった。その速度が問題だった。上げ下げをすごいスピードで押さないといけなかったのだ。その後、サイドボタンを15秒長押しする。

 

そのスピードがものすごい素早さで押さなければならない。多分、誰もあの文章からはこのスピードは想像できない。頭の柔軟性に欠けるおばさんには特に無理だった。

こんな簡単なことなら書いておけばいいのに。

 

そもそもというかなんであんなに素早く押さない時といけないのか、プログラム次元の問題点なのではないか?年寄りは絶対にあんなに早く押せない。

 

そのお姉さんは万が一iPhoneが使えなくても困らないように現金とカードは持ち歩きましょうと言っていた。たしかにコンビニでこうなったら焦るな。

 

昨日、ある講座に行ったら昔の知り合いに会った。彼女はもうすぐ携帯も捨てて、田舎の環境のいいところで農業をするために移住先を探してる最中だと真剣に語っていた。

 

へーーっ!

 

iPhone真っ暗ぐらいでパニくるわたしと同じ時代を生きているとは思えない。そんな彼女がすごく知的に見えた。実際にこの世の煩雑さに嫌気がさしてきた人なのだ。

 

とりあえずひとつ技を覚えたことでわたしは満足している。何もせずに『壊れた、壊れた』というおばさんにはならずに済んだ。

 

自分の諦めない夜中の検索能力を褒めつつ、あと1時間寝るとしよう。

 

 

 

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