つかれぎみ。
緊急事態宣言中だったとはいえ、県をまたぎつづけていた。
7月からオット実家への行くことが頻繁になってきた。元気だった義母が明らかに弱り、余儀なく田舎特有の大きな家の管理が出来なくなったからだ。職場には迷惑かけるけどなるべく休みをまとめてもらい、帰ってきたらまとめて仕事へ行くという生活が続いている。プチ2拠点的な生活だ。パート勤めとはいえ、なかなかタフだ。最近1LDKぐらいでシンプルに暮らしたいと思っているので、昔と今のライフスタイルの違いに困惑している。70年この家で暮らした義母の気持ちはどうなんだろう。ひとりになって30年ぐらいか…
最善策を考える前にやらなければいけない目の前のことがありすぎる。バタバタと掃除に草刈り、役所の用事、銀行まわりなどに動き続けるわたしたちに義母はなんとなく不満そうだった。きっと思っている…
『もっとわたしとゆっくり話したらいいのに』
頭がしっかりしている義母は週3回のデイサービスも飽きた風で寂しそうだ。
ふと自分が住んでいた姪の浜辺りを見たいと言い出したので、パソコンでGoogle mapを開いて一緒に福岡の街の旅をした。方向音痴のわたしにあの細々とした地図を見ながら西福岡の案内をしてくれ、とても嬉しそうだった。義母の心からの弾んだ声を久しぶりに聴いた気がした。
また来週も4、5日行く予定。決していやではないけど、きついなぁ。
だけど今週末は何もスケジュールがない。実家行きも仕事もない、特に出かける用事もない真っ白に空いた土日は久しぶりだ。
多分アッという間に過ぎるだろうけどワクワクする。
あれこれ自由に思いを巡らすそんな華金の夜。
父のよく言っていた言葉。『自分の意志で使える自由な時間があるってのがいちばんしあわせなんやけんね。』とパチンコや麻雀、喫茶店ばかり行ってたけどしあわせだったんだろう(笑)
今日はもう少し夜更かししよう。
これはわたしの母作 栗の渋皮煮
こちらの母は姑より10才若くまだ大丈夫だけど
確実に老いは来る。
ボクちんも毎回同行。